子供たちは夢中で網を入れて観察会を楽しんでいました
平成28年(2016年) 7月17日(日) 天気:曇り 気温:28度
第189回の山崎山こどもエコクラブの定例観察会は、埼玉県環境部水環境課が提唱している「川ガキになろう」の体験イベントとして「水生の生きものと水の汚れ調べ」と題して、新しい村周辺の沼やほっつけ田んぼ、用水路などで生き物を観察するほか、COD(科学的酸素要求量)のテストをするなどの自然観察を行いました。参加人数は総勢23人でした。
初めにY代表から水の汚れと生息している生きものの関係についての簡単な説明と、資料配布ののち、早速観察会の開始です。
最初に新しい村の横の沼で網を入れ生きものの捕獲をしました。網の中には、スジエビ、ドジョウなどが入りました。また、水を採取し、パックテストでの水質調査をしました。結果は、色の変わり具合を見ると、COD値2程度で、比較的きれいという結果でした。
続いて、笠原小学校横の笠原落川に移動しての自然観察と水質調査です。ここでも網を入れるとウシガエルのオタマジャクシが入りました。CODの調査結果は3程度でやはり比較的きれいという結果でした。
この後、ほっつけ田んぼに水を入れている用水に移動し、調査を行いました。何日か前の大雨のために生きものが流されたようで、例年より生きもの種類も数も少ない状況でした。ここでのCODの調査結果は、やはり数値3程度でややきれいという結果でした。また、途中で、生きたウシガエルを観察することができ、初めて見る子供たちは驚いていました。
最後にトラスト5号地に移動し、森の中の生き物を観察し観察会は終了となりました。
また、Y代表からはお土産として、自宅で飼育しているスズムシの提供があり、皆さん大切に持ち帰りました。参加された皆さんお疲れさまでした。
活動時間 9:30~11:00
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コメント
もらったスズムシがお盆の頃から鳴き始めました。朝夕はまだセミたちとの競り合いがみられますが、捕まえたエンマコオロギの助けもあり、既に優勢です。
ありがとうございました。
投稿: けいすけ | 2016年8月20日 (土) 07時08分